Iori Imai2015年8月12日4 分フィクションお金の事ばっかり考えている企業PRビデオの撮影で鹿児島に向かうために、関西国際空港でツトム(27)とディレクターの武本(56)は時間を潰していた。 ツトムは今回、武本の助手とカメラマンを務める。 武本はツトムに台本を渡した。 内容はの鹿児島のU市とB社が連携し、通信機器を使い、町ぐるみで徘徊老...
Iori Imai2013年5月22日1 分フィクションオヤジと巨大魚○学校屋上 太郎、花子に告白している。 花子、首を横に振る。 太郎ガックり ○池 太郎がバスフィッシングをしている。 全く釣れない 太郎ため息 魚のはねる音 親父がやってくる。 親父、太郎を見て ...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクション夜明けのジャムパン〇繁華街(夜明け前) 自転車で新聞配達をする青年。 青年の顔から吹き出す汗・汗・汗。 自転車のカゴに一杯に入った新聞紙。 〇雑居ビル前(夜明け前) 青年が自転車のカゴから新聞紙を掴んで雑居ビルに入っていく。 空になった自転車のカゴ。 〇同ビル内集合ポスト ...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクションマスク激しく泣く赤ん坊。 赤ん坊を持ち上げ、あやす母 赤ん坊の下敷きになっているマスク。 帰ってくる父、咳をしている。 それを見て、 母「マスクをつけてよ!」 父「マスクなんて何処にあるんだ?」 母「そこにあるじゃない」と赤ん坊の下敷きになっていたマスクを指さす。 ...
Iori Imai2013年1月19日3 分フィクション嗚呼、住民説明会近所の巨大倉庫が解体され、その跡地にマンションが建設される事についての住民説明会が公民館で開催された。 雨が降っていた。 公民館に入ると、がたいのごついパンチパーマでスーツ姿の男(以下パンチ)が、苦虫を噛んだような笑顔で、住民1人ひとりに嫌に丁寧に ...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクション愛がないので敗北した日大阪北摂。 老夫婦が営む食堂。 古いながらも感じのいい店。 カツ丼を注文。 「兄ちゃん大きいからいっぱい食べるやろ」と言って、おっちゃんが大盛りにしてくれた。 おっちゃんの笑顔が眩しい。 カツを頬張ると肉が臭くて吐きそうになった。 完全に痛んだ肉を使っていた。...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクションコンビニロケンロール近所のローソンで「カラアゲ君祭り」なるものを催していた。 店内はニワトリの帽子をかぶったアルバイト数名と幹部連中と思われるカッターシャツに身をつつんだおっさん達が「カラアゲいかがっスか~」としきりに叫んでいる。 ローソンあげての一大イベントだ! ...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクション(笑)(笑)が嫌いだ。 私の周りにも、このブログにも(笑)の使用があって、別によいのだが、なんだか(笑)を見てしまうとなんだか嫌だ。 そして(笑)を使用する人とも普通に付き合っているし、一番いいことは僕が腹にためておけばよいのだが、いかんせん未だ公的発言を出来ない僕はやっぱ(...
Iori Imai2013年1月19日1 分フィクション日本の技術力新しい自転車を購入した。 その自転車はペダルをこぐごとに、タイヤに空気が入るという。 東大阪の零細企業がエアーハブという製品を開発したのだ。 日本の技術の底力といったところである。 これで、空気を入れる作業はなくて済むし、タイヤの空気がなくならないのでパンクになりに...